地域支援体制の構築
Community support system
相談先が分からない地域の「困りごと」は
丸ごと相談に対応します!
地域で生活していくうえで、どこに相談すればよいか分からない「困りごと」はその内容・分野を問わず、社協の相談窓口でお聞きします。
1人または1世帯が複数の問題を抱えているケースが増加しています。
重層的支援体制整備事業の一環として、関係する多くの機関と連携をしながら問題解決に向けて一緒に考えていきます。
相談先が分からない「困りごと」や「心配ごと」があれば、まずは、能代市社会福祉協議会相談窓口へお気軽にお話をお聞かせください。
また、アウトリーチを通じて地域を訪問し、相談に来ることが難しい方等、誰1人取りこぼしのない支援を行っていきます。
アウトリーチとは?
積極的に相談者のいる場所に出向いて働きかけることです。
相談者の把握だけではなく、さまざまな形で、必要な人に必要なサービスと情報を届けます。
令和4年度から、重層的支援体制整備事業が始まります!
重層的支援体制整備事業とは?
介護、障がい、子ども、生活困窮といった分野別の支援体制では対応しきれないような、地域の複雑化・複合化した支援ニーズに対応するため、「分野を問わない相談支援」「参加支援」「地域づくりに向けた支援」を関係する多くの機関の連携のもと、一体的に取り組みます。
そして、支援が行き届いていない方に関しては、アウトリーチ等により継続的に関わり続ける伴走型支援を行うといった包括的な支援体制を構築することで、地域共生社会の実現を目指します。
地域共生社会とは?
社会構造の変化や人々の暮らしの変化を踏まえ、制度・分野ごとの「縦割り」や「支え手」「受け手」という関係を超えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えてつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会のことです。
〈重層的支援体制整備事業イメージ図〉
出典:厚生労働省ホームページ
重層的支援体制整備事業の背景
少子高齢化や人口減少、地域のつながりの希薄化が進行し、地域を取り巻く環境は大きく変化しています。
重層的支援体制整備事業の創設は、これまでの福祉制度・政策と、人々の生活そのものや生活を送る中で直面する困難・生きづらさの多様性・複雑性から表れる支援ニーズとの間にギャップが生じてきたことを背景としています。
〈多様化・複雑化する問題〉
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認知症
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貧困
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介護
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障がい
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ネグレクト
(育児・介護放棄) -
引きこもり
このような問題は、1人または世帯で複数抱えているケースが増加しています。
単独の支援機関では対応が難しい場合、課題の解きほぐしや関係している機関の間で役割分担をし、各支援機関が円滑な連携のもとで支援ができるようにします。
また、長期にわたりひきこもりの状態にある人など、自ら支援につながることが難しい人の場合には、アウトリーチにより継続的に本人との関係を構築していきます。
この事業に取り組むことで、誰ひとり取りこぼしのない支援を目指します。
地域支援体制の構築に関する事業について、
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